正しい家計管理、実践したいけど続かない…
そんなお悩みを解決するヒントをお届けします。
こんにちは、40代在宅フリーランス主婦のよあけです。
ゆるミニマリスト×家計管理で、小さな暮らしを楽しんでいます。
家計管理のバイブル本『正しい家計管理』。
家族や友人から「家計管理をはじめたい」と相談されると、まずこの本をおすすめしています。
しかし、本を読んでも実践までいたらないケースも多いよう。
実はわたしも、この本に書かれた通りの「ノートに手書きする方法」では続きませんでした。
そこで、キャッシュレス派の私がたどり着いた、ラクに続けられる「正しい家計管理」の実践方法をご紹介します。
アプリを活用した手間のかからない方法なので、ぜひ参考にしてみてください!
キャッシュレス派の正しい家計管理|準備編
わたしが実践している方法では、より手軽にするため、『正しい家計管理』に出てくる2冊のノートを下記のように置きかえます。
- 「財産目録」ノート= 表計算ソフト
- 「予算・収支」ノート= 家計簿アプリ
これを踏まえて、正しい家計管理を始める前に、以下の3つを準備しましょう。
1.メインカードを決める
管理をラクにするため、決済に使うメインのクレジットカードを決めましょう。
ポイントなどの都合で使い分けしたい場合も、2-3枚に絞りましょう。
コード決済や電子マネーなど、他のキャッシュレス決済でもOKです。
2.家計簿アプリと紐付け
つぎに、家計簿アプリをダウンロードし、初期設定をしたら、メインカードと紐付けします。
複数の決済方法を使用する場合も、全て紐付けしてください。
わたしが使っているのは「Zaim(ザイム)」というアプリ。他には「家計簿マネーフォワード Me」も人気。どちらも基本的には無料で使えるので、一度ダウンロードしてみて、使いやすそうな方を選べばOKです!
アプリとカードの紐付けができたら、カードでの支払いの履歴はアプリに自動的に反映されるようになります。
これで、自動で記録してくれる家計簿が完成です!
今まで家計簿に悩んでいたのは何だった?と思うほど簡単!
3.財産目録シートを作成
『正しい家計管理』ではノートに手書きすることになっている「財産目録」は、エクセルなどの表計算ソフトで作ります。
表計算ソフトは下記のような、使い慣れたものでOKです。
- Excel
- スプレッドシート
- Numbers
項目と構成は、本に書いてある通りに作ってみてください。
合計などのセルには、必要な数式を入れておきましょう。
表計算ソフトを使えば表の複製も集計も、簡単にできてラクです!
キャッシュレス派の正しい家計管理|実践編
準備ができたら、いよいよ家計管理の実践です。
以下の手順で進めていきましょう。
- 財産目録シートに入力
- アプリで家計簿を1ヶ月つける
- 1ヶ月の振り返りと予算の設定
- 1-3を繰り返す
1.財産目録シートに入力
先ほど作成した財産目録シートに、現在の資産残高をどんどん入力していきます。
これが、家計管理のスタート地点になります。
2.アプリで家計簿を1ヶ月つける
アプリで家計簿をまずは1ヶ月、つけてみます。
と言っても、アプリと連携済みのカードでの支出は家計簿アプリに自動連携されるので、手入力の必要はありません。
ただし、現金での支払いや連携していない方法での決済分は、忘れずに自分で入力しましょう。
3.1ヶ月の振り返りと予算の設定
家計簿を1ヶ月分つけ終えたら、振り返りをします。
振り返りは、この2ステップでおこないます。
振り返り日時点の財産目録シートを作成
最初に作成した財産目録シートを複製し、振り返り日時点の財産目録を作成します。
過去のシートは履歴として見返せるよう、残しておきましょう。
振り返れるようにしておくと、変化がわかって楽しいですよ!
家計簿から次月の予算を設定
アプリでつけた1ヶ月分の家計簿をながめながら、振り返りをします。
初めて家計簿をつけた月は、支出の多さにショックを受けることもあるかもしれません。
これはみんな通る道なので、落ち着いて現実を受け止めましょう。
このショックが、家計見直しのモチベを上げてくれます!
最後に、振り返りをもとに、家計簿アプリでカテゴリごとの予算を設定します。
1ヶ月分の実績を参考にすれば、現実的な予算を設定できますよ。
4.1-3を繰り返す
翌月からは、
- 設定した予算をもとに支出を管理しつつ過ごす
- 月イチで財産管理目録を更新
- アプリの家計簿を振り返って予算を調整
この流れを、毎月繰り返していきます。
数ヶ月続けるうち、予算が定まって支出が適切になり、家計が自然と整っていきます。
キャッシュレス派の正しい家計管理のコツ
ここでは、キャッシュレス派ならではの、家計管理のコツをお伝えします。
現金支払い分は、忘れないうちに即入力
現金払いをした時は、その場で家計簿アプリに入力しましょう。
家計簿の目的は支出の傾向を知ることなので、1,000円単位など、ざっくりでも問題はありません。
また、そもそも現金払いの機会を減らすと、管理がラクになるのでおすすめです。
月1振り返りの日を決めて、習慣化する
月1で、家計の振り返りを習慣化しましょう。
スケジュール表にあらかじめ予定を入れておき、リマインド設定すると忘れずにすみます。
わたしの場合は、家計簿アプリの集計が終わる、翌月10日ごろに振り返りをすることが多いです。
まとめ:自分にフィットする方法で継続しよう
キャッシュレス派におすすめの、「正しい家計管理」の実践方法をご紹介しました。
何より大切なのは、自分に合った方法を見つけて、継続すること!
自分がやりやすい方法にカスタマイズしながら、ぜひ家計管理を続けてみてください。
この記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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