ホットクックに興味があっても、「使わなくなった」「使いこなせない」という声もあり、導入をためらう方も多いのではないでしょうか。
ホットクックって便利そうだけど、使いこなせるか不安で購入するか迷う…
そんなお悩みを解決するヒントをお届けします。
こんにちは、40代在宅フリーランス主婦のよあけです。
ゆるミニマリスト×自炊で、小さな暮らしを楽しんでいます。
はじめに結論をお伝えすると、
ホットクックは自炊の最高の相棒!
です。
手間を減らしてくれるだけでなく、食卓を豊かにし、自炊を続けるモチベーションを高めてくれる頼もしい存在なんです。
ただ、ホットクックが「向いている人」、「向いていない人」がいるのも事実。
ライフスタイルやホットクックに求めるものによって、ホットクックの価値は大きく変わってくると思います。
この記事では、ゆるミニマリスト主婦の観点から「ホットクックは必要?」の疑問に対する答えを、愛用3年以上の経験をもとに探っていきます。
ゆるミニマリストがホットクックを愛用する理由
わたしがホットクックを愛用する理由は、下記の4つです。
- 出来上がる料理が美味しい
- 調理にかかる思考の負担を削減できる
- 可処分時間が増える
- 少ない道具でキッチンがシンプルに
出来上がる料理が美味しい
ホットクックを愛用する大きな理由の一つが、出来上がる料理の美味しさです。
正直にいうと、全てのメニューが絶品!…とまでは言えませんが、自分が求める「家で毎日食べたい料理のレベル」はクリアしてくれます。
例えばわたしは、レンジ調理で作る料理は手軽だけど味に満足しきれないことが多く、毎日食べたいとは思わないタイプです。
でもホットクックなら、そのレベルを超えてくれます。
ホットクックは、素人では難しい最適な「かきまぜ」や「火加減の調整」を、自動できめ細かく行ってくれるため、ほったらかし調理でも美味しい料理が出来上がるんです。
調理にかかる思考の負担を軽減できる
ホットクックを使う前は、調理に関する思考や気配りがどれだけ多いか、あまり意識したことがありませんでした。
…などなど、気を配らないといけないことが、無数に存在するんですよね。
でも、ホットクックを使えば、そんな調理中の細かな心配や配慮から解放されるんです。
温度調節やかき混ぜは、全部ホットクックにお任せで、途中で鍋の様子を気にする必要なし。
レシピ通りに材料を入れれば、あとは最適な状態に保ってくれるから、失敗の心配もグッと減ります。
その結果、調理のストレスが減って、自炊を続けるハードルが下がりました。
脳が疲れやすい現代の生活の中で、脳へのストレスが軽減されるのは、想像以上に快適でありがたい効果だと感じています。
可処分時間が増える
実はホットクックって、時短調理が苦手なんです。
例えばお味噌汁は、鍋で作れば5〜10分でできあがりますが、ホットクックだと20分くらいかかることも。
その代わり、ホットクックは食材をセットしスイッチを入れたら、あとはほったらかしでOK。
他の家事をこなしたり、趣味の時間を楽しんだり、外出だってできちゃう、「自由に使える時間」が増えます。
少ない道具でキッチンがシンプルに
ホットクックは鍋、フライパン、炊飯器、蒸し器などの代わりになり、一台で様々な調理ができるので、キッチンをスッキリとシンプルに保てます。
例えば、わが家ではご飯を圧力鍋で炊いているので炊飯器を持っていませんが、お弁当を作る時など「予約炊飯ができるといいな」と思うことが時々あります。
炊飯器の購入も検討しましたが、ホットクックの予約炊飯機能を使うことで炊飯器は不要になり、出費が削減できたうえ、キッチンに家電を増やさずに済みました。
3年使ってわかった、ホットクックのメリット
ホットクックを3年以上使ってみて、いくつもの嬉しい変化を感じています。
ここでは、4つのメリットについてお伝えします。
- 自炊のストレスが減り、継続できる
- 食卓が充実する
- お弁当生活が続くようになる
- 自炊にかかるリソースを他にあてられ、家事全体がはかどるように
自炊のストレスが減り、継続できる
ホットクックを使い始めてから、自炊を無理なく続けられるようになりました。
それまでは、毎日の料理が面倒に感じることも。
でも、ホットクックがあれば、
材料を入れて、スイッチを押せばいいだけだから作ろう!
という気持ちになるように。
自炊を続けられるようになったおかげで、外食やお惣菜の利用などが減って、より健康的な食生活が送れるようにもなりました。
食卓が充実する
ホットクックを使うようになって、食卓が充実しました。
以前は、面倒に感じてスキップしてしまうこともあった汁ものや、朝食のパンに添えるゆで卵のような「あると嬉しいもう一品」づくり。
ホットクックなら簡単にできるから、毎日の食卓に気軽に取り入れられるようになりました。
一品プラスするだけで、自炊の満足度はぐんと上がるんだなと実感する日々です。
お弁当生活が続くようになる
毎日のお弁当づくりって、けっこう大変ですよね。
朝はどうしてもバタバタするし、お弁当用のおかずを作ってストックしておくのも手間がかかります。
でも、ホットクックを使えば、その負担が軽くなります。
ホットクックなら、少量のおかずもお任せで簡単に作れるので、夕食の片付けをしているかたわらでお弁当の青菜を蒸したり、ゆで卵をゆでたりなんてことも可能。
翌朝の自分がラクになるように、スキマ時間で準備をすることができるんです。
おかげで、お弁当づくりが気楽に続けられるようになりました。
自炊にかかるリソースを他の家事にあてられる
ホットクックを使うようになって、自炊にかける時間とエネルギーを減らせるようになりました。
その分、他の家事にリソースを振り分けられるようにも。
例えば、料理の合間の時間を使って、食洗機の中の食器を片付けたり、洗濯物を畳んだり。
以前なら、料理に集中していて手が回らなかった家事も、ホットクックを使い始めてからは「ついで」にこなせるようになりました。
おかげで家事全体の効率が上がったのは、ホットクック導入の思わぬメリットでした!
3年使ってわかった、ホットクックのデメリット
ホットクックを長年使ってみて、いくつかのデメリットも見えてきました。
ここでは、3つのポイントについてお伝えします。
- 食材の管理やカットなど、準備の手間は省けない
- 調理時間が長く、時短調理には向かない
- レシピがない料理を作るには、慣れとセンスが必要
- 置いておくスペースが必要
食材の管理やカットなど、準備の手間は省けない
ホットクックは、調理の手間を減らしてくれる便利な調理家電。
でも、食材の管理やカットなどの準備は、自分でやる必要があります。
鍋を使おうがホットクックを使おうが、ここの手間は一緒。
ホットクックを使えば、調理の手間は減らせますが、準備の手間までは省けません。
ホットクックを実際に使用してみて初めて気がつきました…。
調理時間が長く、時短調理には向かない
ホットクックは、時短調理には向きません。
予約調理や保温機能を使いこなせれば問題ありませんが、一刻も早くご飯の準備をしないと!といったシーンでは、無力です…。
ガスコンロとホットクックを併用している理由の一つです。
レシピがない料理を作るには、慣れとセンスが必要
ホットクックには多くの公式メニューがあり、メニューを選ぶだけで自動調理できるのは大きな魅力です。
しかし、家庭でいつもなにげなく食べているような定番料理には、ピッタリの公式レシピが存在しない場合も。
意外と「普通のカレー」の公式レシピは存在しなかったりします。
そんな時は、「手動調理」で「煮る」「スープを作る」などのメニューを選び、加熱時間を自分で設定する必要があります。
でも、イメージしている料理を作るのに、どのメニューで何分に設定すればいいのかを決めるには、慣れとセンスが求められます。
何度も試せば、そのうち感覚で設定できるようになりますが、使いこなせるようになるまでに時間がかかってしまうのは難点の一つです。
置いておくスペースが必要
ホットクックはそれなりのサイズ感と重量があるため、使うたびに出し入れするのは面倒でなかなか続きません。
一度仕舞い込んでしまったら、そのまま使わなくなってしまうことも…。
ホットクックは電子レンジのようなイメージで、決まった場所に置いておき、いつでも使える状態にしておくのが向いています。
コンパクトなキッチンの場合、この置き場の確保が結構大変になります。
購入前に、置き場の目星をつけておくと安心。
ホットクックが向いている人・向いていない人
ホットクックは、とても便利な調理家電ですが、誰にでも向いているわけではありません。
ここでは、ホットクックが向いている人と向いていない人の特徴について見ていきましょう。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
料理がそこまで得意ではない人 | 料理の工程を楽しみたい人 |
自炊にある程度慣れている人 | 料理はまったくの初心者の人 |
自炊の頻度が高い人 | 自炊をたまにしかしない人 |
時短より、可処分時間を増やしたい人 | とにかく時短で料理をしたい人 |
いろんなメニューを気軽に作ってみたい人 | メニューのバリエーションはこだわらない人 |
ホットクックが向いている人
ホットクックは、こんな人に特におすすめです。
- 料理がそこまで得意ではない人
- 自炊にある程度慣れている人
- 自炊の頻度が高い人
- 時短より、可処分時間を増やしたい人
- いろんなメニューを気軽に作ってみたい人
料理がそこまで得意ではない人
料理が大得意!というほどではないけど、健康的な食事や、自分の好みの食事をするために自炊をしたいという人にとっては、調理の負担を軽くしてくれる助かる存在となるはずです。
自炊にある程度慣れている人
自炊にある程度慣れている人は、食材の管理やカット、調味料の計量など、ホットクックを使う上で必要な下準備をスムーズにおこなえるので、ホットクックを活用しやすいと思います。
また、料理に慣れていれば、公式メニュー以外のアレンジの幅も広がります。
自炊の頻度が高い人
ホットクックは出しっぱなしにしておいて、頻度高く使う方が活躍しやすい調理家電です。
そのため、自炊の頻度が高い人はホットクックを有効活用しやすいです。
時短より、可処分時間を増やしたい人
ホットクックは時短調理には向きませんが、自由に使える時間を増やすことはできます。
自分が満足できるクオリティの料理を作りつつ、時間も有効に使いたい人にぴったりです。
いろんなメニューを気軽に作ってみたい人
ホットクックなら、ボタン一つでこれまでチャレンジしたことがないようなメニューも気軽に作れます。
長時間の煮込み料理のようなご馳走メニューもボタンひとつで作れるので、料理のレパートリーを広げたい人にもおすすめです。
ホットクックが向いていない人
一方で、こんな人にはホットクックはあまり向いていないかもしれません。
- 調理の工程を楽しみたい人
- 料理はまったくの初心者の人
- 自炊をたまにしかしない人
- とにかく時短で料理をしたい人
- メニューのバリエーションはこだわらない人
調理の工程を楽しみたい人
調理の手間を減らすのがホットクックの魅力ですが、料理をするのが好きで、調理の工程を楽しみたい!という人には、それが逆に味気なく感じられてしまうかもしれません。
料理はまったくの初心者の人
ホットクックを使っても、食材をカットしたり調味料を量ったりといった工程は自分でする必要があるため、ある程度の料理の知識や技術が必要です。
そのため、料理初心者の人には、ホットクックを継続して使いこなすのはハードルが高いかもしれません。
自炊をたまにしかしない人
ホットクックは出しっぱなしにしておいて、頻度高く使う方が活躍しやすい調理家電です。
ホットクックの利点を活かしきれない可能性があるため、自炊の頻度が低い人にはホットクックは必要ないかもしれません。
とにかく時短で料理をしたい人
ホットクックは時短調理が得意ではありません。
調理時間を短縮したい人には、電子レンジや圧力鍋など、他の調理器具の方が適しているかもしれません。
メニューのバリエーションはこだわらない人
「決まったメニューをつくって食べるのが好き」というタイプの人には、簡単に多彩なメニューを作れるというホットクックの価値が、あまり感じられないかもしれません。
ホットクックは必要?ゆるミニマリスト主婦の回答:まとめ
ここまで、3年以上使用した経験をもとに、ゆるミニマリスト主婦の観点から、ホットクックの必要性について考えてみました。
結論として、わたしにとってホットクックは、
暮らしに欠かせない自炊の相棒
です。
といったメリットをもたらしてくれる、なくてはならない存在になっています。
ですが、ホットクックが必要かどうかは、本当に人それぞれ。
自分のライフスタイルや、ホットクックでどんな悩みを解決したいか?を、購入前にしっかり整理してみることが大切ですね。
それでも迷うという方は、最初はレンタルでお試しをしてみたり、比較的安価な型落ちのタイプを選ぶのもおすすめですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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